46-[人体錬成]
時間無いんで簡潔に・・・! アバンタイトル。 タッカーの元を尋ね、賢者の石の使用法を教えてもらおうとするアル。その代価は、タッカーにも賢者の石を使わせる事。 タッカーの人体錬成は、培養で作り上げた肉体と他の動物の命を代価とするもののようですが、あんまり原理が判らないので深くはツッコめないです・・・。つーか人意外の動物で人って作れるのか?ヒトES細胞って何で出来てんだ・・・?(蛋白質があれば練成出来るんだろうか) Aパート。 ダンテさん宅捜索中のエドとイズミ師匠。 つーか何でダンテさんについて調べてるんだっけ・・・?エドはライラの正体(つーか中身)知らないし・・・あれ? 「ダンテさんて、どんな人だったんですか?」 「この紋章を受け継いだ、偉大な錬金術師だ。そう思っていた」 えーと・・・ここに来て34話感想での考察が大違いだった事が発覚した訳ですが(当ってると思っちゃいなかったが)。まさか本当にフラメルの十字架が「ダンテさん印」だとはね!つーか師匠もエドもアルもそんな由緒ある紋章を勝手に刻んでるのかしら。 でもやっぱりそうすると、34話の錬成陣に違和感を覚えてしまう・・・。錬成陣はつまり、数学の式とかと同等に無駄を省かなければ効率が悪いし美しくないだろうから、関係の無い図形を書き込むのは有り得ないと思うんだけどなあ・・・。 一切の研究を秘匿したまま死んだ(と2人に思わせた)(墓も作ったし)ダンテさん。錬金術が大衆の為にあるのならば、それを公開しないのは何故?人里を離れて隠匿生活を送っていた理由は? まあ恐らく、彼女の人嫌いと研究内容が原因かとは思いますが。賢者の石や魂の定着について主に研究していたんだろうし(赤子は門を開き易い〜とかも研究の賜物らしいから)。 回想。 「喜んでもらえると思っていました!」 「あなたも普通の人間だったと言う事かしら」 「森を出て、街で暮らします。私を必要としてくれる人達の中で」 「感謝されて一生を過ごすの?ならいっそ、今度徴募される事になった国家錬金術師にでもなったら?」 「あなたは・・・」 「出てお行きなさい」 「あなたは、人間が好きではないのですか?」 「如何して好きになれると言うのかしら。あんな自分勝手で、何の取り柄もない生き物が。ちょっと火薬の使い方を覚えただけで、戦争だらけ。もし彼らが錬金術の全てを知り尽くせば、どれほどの悲劇が、」 「それでも私は人間だ!そしてあなたも!」 この頃の師匠は何か青いなー。シグさんには出会ったんだろうか。ダンテさんは真冬のブリッグズ山にナイフ一本で放り込んだりしないだろうから原作とは修行メニュー違うのかなあ。 ダンテさんが師匠を指南したのは、次の体候補にする為だったのかな。それが↑の件で落胆し、見放したと言う事かな。事実上破門だと思うんだけど。でも、3クールではダンテさんは最初薬剤師として登場した筈・・・。再会シーンは何かドロドロしてたけど。でも少なくとも師匠の人体錬成後は交流があった筈なんだよなあ。 所で、ダンテさんの言い回しは何となく「自分は人間でない、もっと崇高な存在だ」と言っているように聞こえなくもない。ホムンクルスから見れば紛れもなく人間なんだろうけど。外傷で死に至るだろうし。最も、400年の時を経た人間の魂が「ヒト」でいられるか、定かではないですが。 ホーエンハイム氏がダンテさんに宛てた手紙。頬染める程恥かしい文章だったんだろうか・・・。如何でも良いけど、修行時代から師匠は「光のホーエンハイム」の存在、そしてエドとあるに出会ってから氏=2人の父である事を知っていたんだろうか? 恋文は四百年前の日付が記されていた訳ですが。態々キリスト暦を使う必要はあったのか?年代的に辻褄合わなくもないケド。あの旧文明はキリスト教のものだった、って言いたいのか? もし「ホーエンハイム」と「ダンテ」が自分たちが知る2人と同一人物だとしたら。2人は四百年以上生きている事になる。人間の寿命を越える者。氏がホムンクルスを統率しているのか・・・? 嫌な誤解が渦巻いてますが、以降再会してくれないかなあ!何か氏が凄い良い人っぽいから和解して欲しいな・・・! 「悪いな。何も助けにはなれない」 「良いんです。やっぱり俺たちだけでやります。師匠、」 つーことは、師匠の子供の亡骸の一部は手に入らなかった? 「ごめんなさい・・・」 「・・・馬鹿者」 「・・・ごめんなさい」 何に対する謝罪なのかなあ。やっぱ、ラースを手に掛ける事への? 「いよいよ、ですか・・・?!」 大佐(ここまでは便宜上)達の出兵。北との戦闘。ハボック少尉は入院中の為に中央に残るみたいですが・・・あの手の怪我って入院する程のもの? 「ハボック、寂しくないぞ。仲間が増える」 「え?」 「フュリー曹長。先程の検査で、悪性の水虫が見付かりました。既に脳に転移しています」 「という訳だ。君も出動はなしになった」 「え、え、え〜〜?!」 所で、水虫が脳に転移するってのは本当にあるんだそうですよ。つーかこんな文書をマジメくさって読み上げる中尉が好き。 「うん、中々だね」 「ご冗談を」 曹長の眼鏡を中尉にかける大佐。この行動の意味は?また潜入捜査か?でも同じ眼鏡なら「翔べない天使」の方が良かったんですが・・・。 そして曹長とハボック少尉が中央に残る事も何かの伏線だろうか。主人公サイドと合流する? 北への出兵式。ハクロ将軍がはりきっちゃってるのはいっそ可愛らしいとさえ思えるようになりました。(おかしいよそれ)(40話での喜び方がね・・・) 「つらい任務を、立て続けに済まんね」 「光栄に、感じています」 「君にかけられた疑いは、根も葉もないと信じている。これはその証だよ」 「期待に応えます、大総統閣下」 「無事を祈っている。ロイ・マスタング准将。アレックス・ルイ・アームストロング中佐、よく支えてあげたまえ」 「はあ。しかし、主要部隊が北に集中しては、中央の守りが心配であります」 「案ずるな。フランク・アーチャーが張り切っておる」 「アーチャー?!生きておるのですか、あの男が!」 大佐と少佐、昇進しちゃったなあ・・・。原作とズレたから呼び難い・・・。 准将も中佐も、大総統=ホムンクルスだと確信しているだろうから策にはまってあっさり死ぬ事はないと思うケド・・・。やっぱり中央に少尉と曹長が残るのは伏線っぽいよね。 アーチャー。体半分ないっぽいですが合成獣化するなりして復活確定?どんな風に出て来るか・・・。 Bパート。 大総統執務室の隠し扉ショボーい!! あんなんで良いのか?いやそりゃ中々見付からないだろうけどもね閣下も秘書官もホムンクルスなんだし。 所で、エレベータから見える景色はOPのタイトルバックと同じものですよねー・・・。 「お疲れ様でした、大総統」 いやあああ頭下げないで閣下・・・! 「北には、賢者の石の伝説はありません。追い詰められても賢者の石作りに励む者は、」 「良いのよ。今回は軍の統率が目的なんだから。賢者の石に近付くものは滅びる。それは軍人であっても例外ではない」 「では、マスタングだけではなく?」 「ええ、ヒューズの一件に関った者、全てが戦死するわ。エンヴィーによってね」 って言うと、准将は勿論中佐やロス少尉にブロッシュ軍曹も含まれる訳で。特に少尉はピンチのような・・・原作じゃないけどエンヴィーは少尉の姿でうろついた訳だし。軍籍にある者とすればシェスカも含まれる?内勤だから軍に残っていても戦争には参加しないけど。 「僕ならここだよ」 「あら、北で待つように言った筈よ」 「あいつが来たんだってねえ。」 「無礼だぞエンヴィー」 「退け!この人間もどき!」 「そんな言い方はないわ。人のように歳を取ってみせるホムンクルス。私の傑作なのに」 何だかケンカの仲裁に入る先生のようですよ、ダンテ。 「あいつは何処だ?」 「あいつあいつって・・・」 「あいつだよ!あんたがプライドやグリードを作ったみたいに、俺を・・・!俺たちを弄んだ」 「光の、ホーエンハイム」 「来たんだな?ヤツは何処だ!?」 「生みの親が恋しいか」 エンヴィーの言う「俺たち」ってのは、誰の事だろう?やっぱりグラトニーかな・・・。この会話を見るに、プライドやエンヴィーは作品として作られた感がありますね。アニメではホムンクルスは人体錬成の副産物として捉えられているけど(原作では別設定)、プライドに関しては人為的に作り上げた、って感じ。グラトニーも、今の所作成者不明だけどあんだけまるい人間を甦らせようとしたのは誰なのか・・・それだったら、そう言うホムンクルスを作ろうとしたと考えるのが妥当かなと。人体錬成は死者を甦らせるだけでなく、新たに人間を創造する事も目的なのだろうし。 グリードさんに関しては、作品なのかは微妙な所じゃないかと。生前の遺骨があったから・・・。となるとエンヴィーも微妙。氏が実子を甦らせようとしたのか、それともああ言うホムンクルスを錬成したのか? エンヴィーに押し倒される閣下は正直見たくなかったなって・・・。それでも拳避けてる閣下はステキですが、あれはエンヴィーが寸止めしてるんだろうなあ。だって顔のど真ん中狙えば避けても当るだろ・・・。 エンヴィーの能力って、変化以外に怪力も含まれるのかなあ。あれはホムンクルスとして標準装備の能力? 氏の精神と魂と肉体の結びつきを解いたから死んだも同然、との事ですが。肉体は何処に行ったのかしら・・・それと、やっぱり消滅はしていない=再登場の可能性はゼロではない・・・? 「まだ息子たちは生きているわ」 「あんな奴等・・・!」 「彼らが賢者の石を手に入れたと聞いても?」 「あいつらが、賢者の石を?」 え?嫉妬さん、情報遅くない・・・? 「そうよ。このままだとあの子達、全てを取り戻してしまう」 「・・・させない」 「不公平ね。あの子達は全ても取り戻し、あの人の最愛の息子だったあなたは何も得られない」 「見たいなあ。あいつらが目の前に賢者の石を取り上げられる顔を。――全てを失う顔を」 何て言うか、もうちょっと婉曲的な表現はなかったのかと・・・。 賢者の石を持ち帰るべく、エドとアルを追うスロウス、ラスト、ラース。 ラストとスロウスの2ショットは偉い豪華ですね。どこぞのK姉妹かと・・・_| ̄|○ ベッドの上で跳ねるラースがちょっとウザいと思った。つーかベッド好きだなおい・・・!スロウスとラースは母子っぽいですが、ラストとラースになるとガラっと雰囲気変わるよね・・・。 人体錬成を進めるタッカー。 七つの角を持つ錬成陣を咄嗟に思いついたエドは天才だとか何とか。所で、前回の400年前の回想で氏が賢者の石錬成に使用していた錬成陣も七角形だったそうで。 「あなたはそれを真似ただけ?」 「発展させた、と言って欲しいな」 ショウちゃんステキ過ぎだ・・・!ちょっと笑ったじゃないか!(笑) アルは賢者の石錬成の犠牲を知らないんですかね?材料は少なからず知っているし、状況(街ひとつ消失)から判断して判りそうなもんだけど。逆にエドは、リオールでの軍人達や、スカーの(兄の)腕に内乱で死んでいったイシュヴァール人の命が代価となっているから無闇に使えない? タッカーに騙されて人体錬成に使用されてしまうアル。「こんなに大きい賢者の石、どうと言う事は無い」とか言っていますが、完全な物質である=壊れない・減らないじゃないのか?アニメで魂の定着にばっかり使われてて通常錬成でどんな効果を発揮するのか判らないんだけど。 しかし、のこのこタッカーの策にはまるアルは、こんな頭弱かったっけとちょっと疑問。つーかタッカーも決して馬鹿じゃないんですが。状況下からの推理も出来てるし、仮にも国家資格持ってたんだし。 空家(?)に戻ったエド。だがしかしそこにアルは居らず、置手紙と割られて散る窓ガラス。 「馬ッ鹿野郎・・・!」 「元気そうね、軍に追われている割には」 「弟から話しは聞いた。お前が何者なのか」 「私は私よ」 「違う」 「余計な真似はしないで。何を隠しているの」 「話しは聞いたと言っただろ!」 ラストが突き刺した引出しには、スカーから受取ったペンダントが入っていた訳ですが・・・。触れた時点で効果を発揮していない?ラストが自覚してからやっと動きを止められたような。 機械鎧を甲剣に錬成したところで、ラースの参戦。この2人の掛け合いは結構面白かった。 「貰うよ、今日こそ体を!」 「悪いが売り物じゃね・・・え!」 何かラースの体、伸びたような・・・変形って能力だったっけ?機械鎧は手首辺りからもげたみたいですが、それって結構な力かかってたんじゃ・・・。 機械鎧の鋼を体にコーティングしてたみたいですが、それって意味あるのかなー・・・。 首絞めシーンの朴さんの掠れ声が好き。某アニメでは本当に絞めながら演技したそうですが、これもやったんだろうか? 「・・・ラース!」 「命乞いなら聞けないよ」 「ああ良いさ。腕でも足でも持って行け!俺には最高の機械鎧技師が居る。もっとかっちょ良いのを付けてくれるさ・・・!」 「何だと・・・!?」 「だけどひとつ聞きたい。俺から腕や足を取って取り付けて、それでお前は人間になるのか?」 エドは既にラースから手足を取り返す事を諦めている、って事でしょうかねこれ。始めからその気があるようには思えなかったけど、36話との対比かな・・・。 「機械鎧を付けていても、鎧になっていても人間だ。だけどお前は如何だ!?」 「うるさい!」 この辺は前々から思ってたけど、人間とホムンクルスの明確な違いって何だろうなあ・・・。姿形だったら、鎧より余程ホムンクルスの方が人間に近いのに。 ラースを振り解き、壁を錬成するエド、手首なしでも出来るんなら、機械鎧が破壊された時も右肩に左手を合わせれば円が作れて錬成出来たんじゃ・・・? 「何をやってるラスト!あいつを倒さなければあの人に言い付けるぞ!」 つーかその体制で硬直してたのか・・・。グリードさんとは反応違うよね(錬成陣の効果もあったかも知れないが)。個人差? 「あんたも人間になりたいんだよな」 「賢者の石があればね」 「・・・!」 「弟くんはその方法をタッカーの元で学んでいるわ。もし、その方法が判ったら・・・私を、人間にしてくれる?」 ラストの裏切り。ラースにさえ刃を向けた、完全な別離。やっぱりスカー(あるいはルジョン)との関りが大きく影響しているんでしょうか。つーか最近、ラスト、エンヴィー、グラトニーが一緒に居てくれないのが寂しい。どうせなら三人一緒に人間になって欲しいなあ。 「何のつもりだ!」 「言ったでしょう」 「止めてくれ。俺がお前達を人間にすると、本気で思って居るのか」 「如何して?私達を人間にしてしまえば、あなた達はもう追われることは無い。敵が居なくなるのよ」 「この裏切り者ーッ!」 弱点有効活用。つーかラスト姐さん、頼むから硬直は止めて・・・せめて弛緩して・・・。つーかラース。お前は何処踏んでるんだよ 「あの人に何て言われた?賢者の石を持って帰れば、人間にしてくれるって言ってただろう?」 「信じられない・・・あの人は、自分が生きるために賢者の石を欲している。その為に、いくつもの戦争を・・・あの人は、私達を人間にはしない」 「それで良いさ。僕は僕の力で人間になる」 遺骸に触れていると柔らかくなるんだろうか。爪(指?原作では爪なんだけど)を折り曲げられ絶叫するラスト。声優さんって凄いなあ(何考えてるかな) 「あの人が言っていた通りだ。ラストは信用出来ない。邪魔だよ、おばはん」 お前それスロウスに言って見やがれーッ!(半泣)(えー) おばはん発言が許されるのはエンヴィーだけだと思うんですが。さっきもちょっと言ったけど色欲・嫉妬・暴食トリオ大好きッ_| ̄|○ ラースの攻撃を妨害し、ラストを助けるエド。遺骸から離れてれば或る意味姐さん最強・・・。ラース串刺しにするにも腰に手を当てて軽く済ませてしまった・・・。 「行くわよ」 「急がないと、スロウスが弟くんを狙っているわ。」 近隣にあるタッカーが国家錬金術師になる前勤めていた研究所へ急ぐラストとエド。 「あんた達は何故人間になりたい。何だか良く判らないけど、楽しそうに生きてる」 エドには楽しそうに写るのか、何を見たのか知らないが。つーか人体錬成の罪を犯した錬金術師の台詞じゃないよね。 「あんた達を統率してるのは・・・俺の知っている奴なのか」 「・・・人間になれたら教えてあげる」 「忘れるなよ!俺がお前の弱点を持ったままなのを」 「忘れない・・・忘れる訳がない」 2度繰り返して強調する意味は?ちょっとよく判らなかったなあ・・・。 賢者の石を用いて行った人体錬成でタッカーが得たのは、ニーナによく似た魂の篭らない「人体」。それにしきりに話し掛けているのはタッカーの妄想? 「おめでとう、ショウ・タッカー。見事な人体錬成だわ」 スロウスの登場。何かスロウスが出て来るたび顔を凝視してしまうのは何故だろう。トリシャさんの面影を探してしまう・・・。 「でも、魂のない人形に興味はないの。魂の定着には強い意志が必要となる。あなたには無理だったのね」 つまり、タッカーは娘を蘇らせる為ではなく、科学者として人体錬成を成功させてみたかった。その気持ちが勝ったが故に、ニーナの魂は還らなかった、と?ではエドが同じ手法でアルを錬成しようとすれば人体錬成は成功していたんだろうか・・・。 「いらっしゃい、アルフォンス・エルリック。折角の賢者の石、これ以上減らす訳には行かない」 欠けた鎧の胴体。翳る赤い輝き。つーか何で賢者の石が減るんだろうねー・・・。 次回、「ホムンクルス封印」 『見ろ、スロウス。お前の弱点は・・・ここにある』 VSスロウス?機械鎧から何か発射してた・・・。 スロウスに死亡と言うか封印の可能性が高いですね。ラースは微妙? グラトニーの同行が気になって仕方が無いです。 所で、何で殺すのではなく封印なのか・・・。 恐らく、殺してしまうと新しいホムンクルスが誕生してしまうからではないかと邪推しています。封印なら、その席のホムンクルスは生きているから新しいホムンクルスは生まれない・・・。でもそこまで考えてるんだろうか。 |